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キラルスイッチ製剤の解説


キラルスイッチ製剤とは

効きがよく副作用が少なくなるように改良した薬

キラルスイッチ製剤とは簡単に言うと最新技術「キラルスイッチ」で元の薬の効果を高め、副作用を減らした薬です。代表的なものに抗アレルギー薬の場合ザイザル、抗生物質の場合クラビットがあります。いずれも薬の効果を高め、副作用を減らすように開発されています。

詳しい説明

キラル分子とは

化学合成されてできた薬はキラル分子でできています。キラル分子とはキラリティー(3次元の図形や物体や現象が、その鏡像と重ね合わせることができない性質)がある分子です。理解がしにくいと思いますが下図の様に鏡に映ったような分子です。工夫なしに化学合成された薬はL体とD体が50:50で存在するラセミ体という状態で存在します。

        

なぜキラルスイッチ製剤が必要か

薬の場合、L体とD体という異なるキラル分子の効果と副作用はかなり異なることが知られています。一方は副作用が強く、もう一方はほとんど副作用がないというようなことがよくあります。上でも書きましたが工夫なしで化学合成された薬はラセミ体になっていますので副作用が強く効果が弱いキラル分子も含まれています。副作用が少なく効果が強い薬が望まれますのでそういう性質を持つほうのキラル分子のみを精製すればよりよい薬ができることになります。
 近年、光学分割という最新技術で単一のキラル分子のみでできた薬が作れるようになりました。
 今まであった薬を単一のキラル分子のみに精製した薬をキラルスイッチ製剤といいます。
       

これからの薬にの主流に

キラルスイッチ製剤とは今まであった薬を精製してより効果が高く副作用を少なくした薬です。
これからの薬の主流になっていきます。

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